結婚式

2004年6月27日
今日は中学の時のクラスメート(♂)の結婚式の披露宴に行って来た。

このクラスメートは中学の時はすごくかっこよくて、私がずっと好きだった人だ。卒業しても年賀状のやりとりは続いていた。そして今日の披露宴に中学の関係でよんでもらえたのは恩師と私だけだった。

恩師(♀)と16年ぶりの積もる話をしていて、どうして私が呼ばれたのか不思議がっていた。中学の時の男友達は誰も呼ばれていない。幼なじみもいない。恩師は「あいつはあなたのことが好きだったんじゃないの?」とか言っていたけど、たぶんそれはないだろうなあ。

あいつはアメリカに留学してからすごく変わった。それまでは温厚なだけで、勉強もあまりできない、自信なさげな奴だった。でもアメリカから帰ってきてから何回か会ってすごく成長を感じた。あっきーとのことも友達で相談したのはあいつだけだ。中学の頃のあいつだったら相談してなかったと思う。すごく心配もしてくれたし、私の幸せを一番に考えてくれた。

あいつは私に考え直せと言った。奥さんはともかく子どもがかわいそうだと。それに私が子どもの負担を負う必要もないと。今思えば何て的確なアドバイスだ。それでも止まらなかった私のずるずるな状態を知ってもいつも心配してくれていた。

職場の態度を急変させた奴らとは大違いだ。

あいつが結婚すると聞いたのは去年の初冬。何だか複雑な気分だった。あいつが好きになった人ってどんな人なんだろう。中学の時の甘酸っぱい想いがよみがえってきた。

今日の晴れ姿。あいつは晴れ晴れとした顔をしていた。奥さんとはメールで知り合ったらしい。正直美人ではなかったけど、あいつをしっかり支えてくれそうな人だった。

披露宴の途中で新婦が親に手紙を読む時にそっと添えた奴の手。そしていつも新婦を気遣いながら歩いていたあいつ。なんだかすごく奴が遠くに感じた。

私たちの間には男と女の関係はない。そして続いた18年間の友情。あの時、私の片思いが報われてなくてよかった。そのおかげで私たちは一生の友達になれたのだから。そうだよね。

幸せになってね。私の分も。

そして披露宴が終わってから恩師とずっとしゃべっていた。恩師が「無理して結婚しなくてもいいんだよ」って言ってくれたのがなんだかすごく嬉しかった。結婚して子どもを産んで家庭を作る。そういうことを選択しない自由もあるんだ。私のまわりにいるおやじどもは結婚だの出産だのうるさいことを言う(っていうかセクハラ?)
でも私の人生だもの。私が決める。結婚したいほどの人が出てきたらするし、そうでなければ1人でも生きていける。

先生ったら、7つとか8つくらい下の人がいいよって言うから何でかと思ったら、同じ年や上だとできの悪い男は尊敬できない。でも年下だったらできが悪くても仕方ないかと思えると。一理あり。

先生のおかげで他のクラスメートとも少し話ができた。今度、先生の家でみんなで集まろうって話も出た。いいかも。とってもいいかも。今の私に元気をくれる人たちに会いに行こう。いろんな人に会おう。私自身が小さくまとまらないように。あっきーだけにしがみついていた時間を取り戻すために。

自分のためにいろんなことをしよう。1人で何でもできる自分に戻ろう。もうあっきーのことを考えても涙が出てこなくなった。我ながら意外に回復早いね。

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